塗師・佐藤則武の会社や給料、年収とは?経歴やwikiプロフ、学歴もチェック!
プロフェッショナル仕事の流儀に出演することで話題の塗師・佐藤則武さん。今回はそんな日本の国宝や世界遺産を守るために漆を塗り続ける佐藤さんのwikiや学歴、これまでの経歴、年収や給料などについてチェックしていきたいと思います!
佐藤則武のwikiプロフィールと学歴
名前 | 佐藤則武(さとう のりたけ) |
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出身 | 山形県 |
生年月日 | 1949年 |
年齢 | 69歳(2018年現在) |
学歴 | 塗装の専門学校 卒業 |
所属会社 | (財)日光社寺文化財保存会 |
主な経歴 | (財)日光社寺文化財保存会 漆塗専門技術主任 国宝/世界遺産 日光東照宮 修復 |
佐藤則武さんは1949年に山形県で生まれ、現在は日本の国宝や世界遺産を守る「漆」を塗る塗師として活躍しています。学歴については情報があまり出ていないため不明なのですが、「塗装の専門学校」を卒業したという情報はゲットしました!なので、山形の塗装を専門で学ぶことができる学校を探してみたところ山形県西村山郡河北町にある「河北高等技能専門校」がヒットしました。
この学校には「建築塗装科」という学科があるので、この学校に通った可能性が高いですね〜
佐藤則武が所属する会社や経歴とは?
塗装の専門学校を卒業した佐藤則武さんは地元の内装会社に就職します。しかし、(財)日光社寺文化財保存会が漆職人を募集しているとの情報を聞き、23歳の時に漆を塗る「塗師になろう!」と決意します。なんでこのように思ったのかというと中学生の時のある経験がきっかけ。
佐藤さんが中学生の時の正月に、最上川上流の山間部にある家で農業と炭焼きで働きづめだった父親が、窓の外をぼんやり眺めていたそうです。その父の背中を見て佐藤さんは「いつか親父くらいの歳になったとき、『おれはこれをやってきた』といえるような仕事がしたい」と心に決めたんだとか。
誇りを持てる仕事をしたかったんですかね。また、塗師の仕事は良い仕事をすれば100年以上残るそうで、国宝や世界遺産を守っていくというやりがいのある仕事だった「塗師」は佐藤さんにとって、とても魅力的な仕事に見えたのでしょう。
23歳の時に一から修行を始めた佐藤さんは、文部科学大臣から選定保有技術「建造物漆塗」の保存団体として認定された財団である「(財)日光社寺文化財保存会」に就職します。現在は「漆塗専門技術主任」を務めていて6人の漆塗り職人を上司として管理しています。
塗師とは建物を雨や直射日光から守るために「漆」というものを塗る職人さんです。簡単そうに聞こえますが、この塗師の仕事は非常に細かくて大変なんで仕上げるまでに約40もの作業が必要なんだとか。
まず古くなった場所を調べてから、漆の膜を叩き落として木地を平らにし、ほんの少しのへこみも埋めて、漆を塗っては空研ぎしというひたすら地道な作業を続けるんだとか。そんな地道な工程が40ぐらいあって、漆塗りの回数は17回もあるそうです。
考えるだけで気が遠くなりそう。まぁ、国宝や世界遺産を扱う職人さんなのでこれぐらいのことはできないといけないんでしょうね…佐藤さんは漆を塗る意味についてこう語っています。
「建物に漆を塗るのには、ふたつの目的があります。まずひとつは、漆には水をはじく効果があるので、雨や直射日光から木を守って長持ちさせるのです。ふたつ目は、接着剤としての役割。下地に漆を塗ってよく磨くことで、金箔や彩色がしっかりつくのです」
「あすたいむ倶楽部」より引用
なるほど。国宝や世界遺産の建物が長持ちするのは佐藤さんのような「塗師」の方々が木を雨や直射日光から守ってきてくれたからなんですね〜。良い仕事をすれば100年以上も建物を守ることができるそうですよ!
すごい仕事ですね!でも、作業が地味すぎて…w
しかし!そんな地味な作業も佐藤さんから言わせれば楽しい作業のようですw佐藤さんは「塗師」の仕事についてこう語っています。
「毎日毎日、漆塗りできるのが嬉しくてしょうがない。つらいことなどひとつもない」
生涯かかっても極められないかもしれないが、よい仕事をすれば100年以上残る。その一心でこれまでやってきた。
女性自身:「柴田倫世 米国子育ての誤算「娘が日本語を話せない…」」より引用
本当に「塗師」という仕事が好きなんですね〜。経歴でいうと「塗師」を40年以上もやっていることになるのですが、それでも飽きないとは…しかも、仕事が休みの時も「蒔絵」「螺鈿(らでん)」といった漆塗りの小物を作っているそうですよwww
どんだけ漆塗りが好きなんですかwまぁ、そんれだけ漆が好きだからこそ、地道な作業を続けることができるし国宝や世界遺産を扱うというプレッシャーをはねのけることができるのでしょうね。
佐藤則武の年収や給料はどのくらい?
一般的な塗師の平均的な給料は26万円だそうです。年収でいうと大体300万円から400万円あたりなんだとか。ただし、これは漆器販売で生計を立てている「塗師」の方々を対象にしているらしく、正確には「漆器職人」というだとか。
国宝や世界遺産の修復に携わっている佐藤さんとは違うみたいですね。佐藤さんも漆器を趣味で作っているみたいですが。なので、ちょっと情報がないので佐藤さんの給料や年収はわからないんですけども、「国宝や世界遺産の修復を担当している」ということと「塗師の経歴40年」ということを加味すると、先ほどの年収よりも確実に多くもらっているでしょう。
責任や高い技術力が必要とされる職ですから。ということで、年収は500万円以上はあるでしょうね。給料でいうと30万以上でしょう。しかし、これ以上もらっていても全然おかしくない仕事をしていますからね。なんといっても、日本の国宝を守っている人なんですから。
あと、佐藤則武さんの紹介動画がYOUTUBEにあったので貼っておきますね!興味のある方はどうぞ!!