アドベンチャーレースとは?賞金やルール、動画をチェック!参加費用はどれくらい?
あなたは世界で最も過酷なレースと言われている「アドベンチャーレース」というものをご存知でしょうか?大自然の中でレースを行い、総距離が600kmにも及ぶことのある超過酷なレースです。今回はそんなアドベンチャーレースのルールや賞金、参加費用やレースの様子がわかる動画についてまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください!
アドベンチャーレースとは?
アドベンチャーレースとは超過酷なレースです。山、川、海、洞窟、ジャングル、砂漠、氷河などの大自然の中で多種目なアウトドア競技をこなしながらレースを行います。レースによって異なりますが、基本的には1チーム3~7人(男女混成)で行う団体競技です。
個人戦で行うレースも稀にあります。男女混成のチームが協力して、レース主催者より与えられたコースマップとコンパス(方位磁石)を頼りに「トレッキング」「マウンテンバイク」「パドリング」「ロープワーク」などの多様なアクティビティーをこなしながら、ゴールを目指すアウトドアのレースになります。
このレースをゴールするまでにかかる時間は3日間以上です。なので、レース中は基本的に野宿ということになりますが、レースの途中に山小屋などの休憩場所もあるようです。 レースは昼間だけで行うものではないので、もちろん夜間行動もあります。
また、レース途中には大きな川や海があったりするので、その時はチーム全員が服が濡れないように裸になって川を渡ったりすることもあります。この時にはもちろん女性の選手、男性の選手、関係なく裸になります。アドベンチャーレースを一言で言うのであれば「リアルサバイバルレース」という感じですね。
アドベンチャーレースのルール
アドベンチャーレースのルールは比較的単純です。レース主催者より与えられたコースマップとコンパス(方位磁石)を頼りに、規定のコースをクリアしながらゴールを目指すというもの。レースによっては細かなルールが存在することもあるようです。
ほぼすべてのレースに適応する基本的なルールでいえば、以下のようなルールがあります。
男女混成のチームでなければいけない
自動機関による移動の禁止
GPSの使用禁止(安全のためにチームに1台は持っていることが多い)
チームメンバーは常に行動を共にしなければならない
大会主催者側から定められた全ての必須装備を所持していなければならない(安全のため)
一連のチェックポイントを通過しなければならない
上記のようなルールが基本にはなるのですが、レースごとに特別なルールが課せられる場合もあります。例えば、「睡眠時間は6時間程度」などのルールがあるレースがあります。あと、アドベンチャーレースの中でも過酷レースの場合、レースに参加する前に技能試験があることもあります。
「全てのチームメンバーが50メートルを3分以内で泳げること」「華氏50℃(摂氏10℃)の水の中を5分間歩行できること」「ダブルTレスキューが5分以内にできること」などなどの技能試験が過去に行われてきたようです。
また、驚きなのがアドベンチャーレースは総距離が600kmにも及ぶことがあるほどのレースなのに、コースについてはレース開始日の朝にならないと公開されないんです。レース開始日の朝にコースを知って、チームミーティングを行いレースに挑みます。
アドベンチャーレースの賞金や参加費はどれくらい?
アドベンチャーレースでの賞金はレースによって異なるのですが、2014年に行われた世界選手権での賞金は総額75000ドルぐらいだったみたいです。日本円で言うと800万円〜900万円ぐらいですかね。これまでのレースでは20万ドルもの賞金が出たレースもあるようです。日本円で2000万円ぐらいです。
ですが、これは賞金総額なので、優勝するとこの金額すべてがもらえるわけではありません。なので、遠征費等の経費やリスクなどを考えると、選手達にとっては十分な賞金ではないでしょう。
なので、多くのアドベンチャーレースを行っているチームがスポンサーを探して支援してもらっているようです。あとは、メディアへの出演料や講演会などで資金を集めているみたいです。
アドベンチャーレースへの参加費についてはレースごとに異なるので詳細は分かりませんでしたが、基本的には「参加費」「装備費」「渡航費」「食料費」などがかかるようです。レースに参加するためにはそれらの資金を集めないといけないので、アドベンチャーレースにおいては資金集めも重要な課題となっています。
アドベンチャーレースの動画をご紹介!
日本では田中正人さんという方がリーダーを務めている「Team EAST WIND」というチームがアドベンチャーレースに参加しています。先日「クレイジージャーニー」という番組がこのチームのアドベンチャーレースに参加している様子を特集していました。
なので、その動画をご覧ください。このレースは総距離が600kmにも及ぶ、過酷なレースです。アドベンチャーレースの厳しさや楽しさがわかる動画となっていますので、ぜひご覧ください!