モイセスフエンテスの経歴や戦績とは?比嘉大吾の対戦相手はメキシコ出身の2階級王者!
「田中恒成VSモイセス・フエンテス」より引用
2018年2月4日に沖縄で行われるWBC世界フライ級タイトルマッチで比嘉大吾選手と対戦することで注目が集まっているメキシコ出身のボクサーのモイセスフエンテス選手。
今回はそんなモイセスフエンテス選手のこれまでの経歴や戦績などについてチェックしたいと思います!
モイセスフエンテスのwikiプロフィール
名前 | Moises Fuentes Rubio(モイセス フエンテス ルビオ) |
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出身 | メキシコシティ |
生年月日 | 1985年9月20日 |
年齢 | 32歳 |
戦績 | 30戦25勝 (14KO) 4敗 1分 |
主な経歴 | 世界2階級制覇王者 WBC世界ミニマム級暫定ユース王座 WBO世界ミニマム級王座(防衛2) WBO世界ライトフライ級暫定王座(防衛0) NABO北米フライ級王座 |
モイセスフエンテスの戦績とは?
モイセスフエンテス選手はこれまでに30戦25勝4敗1分という戦績を持っています。このうち14回がKO勝ちで11回の判定勝ちです。KO率は47%なのでそこまでパンチ力がある分けではないようですね。
では、これまでの対戦戦績を見ていきましょう!
◯ 2007/05/31 勝利 2RTKO ダビド・ソラノ(メキシコ) |
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◯ 2007/06/30 勝利 4R判定 2-1 ビクトル・トレホ(メキシコ) |
◯ 2007/08/02 勝利 4R判定 3-0 オスワルド・ラソン(メキシコ) |
◯ 2008/04/19 勝利 2RTKO イバン・ディアス(メキシコ) |
◯ 2008/10/15 勝利 6R判定 3-0 パスカシオ・サラテ(メキシコ) |
◯ 2009/01/31 勝利 8R判定 3-0 ビセンテ・エルナンデス(メキシコ) |
◯ 2009/05/27 勝利 6R棄権 ビクトル・トレホ(メキシコ) |
◯ 2009/08/05 勝利 5RTKO エドガル・ヒメネス(メキシコ) |
◯ 2009/09/23 勝利 1RTKO オルランド・ガルシア(メキシコ) |
◯ 2010/02/06 WBCユースミニマム級暫定王座決定戦 勝利 10R判定 3-0 エドゥアルド・ゴンサレス(メキシコ) |
◯ 2010/06/19 勝利 6R判定 3-0 エドゥアルド・ゴンサレス(メキシコ) |
◯ 2010/08/21 勝利 1RTKO ホルヘ・ゲレーロ(メキシコ) |
⚫️ 2011/02/05 NABF北米ミニマム級タイトルマッチ 敗北 12R判定 1-2 フアン・エルナンデス(メキシコ) |
◯ 2011/05/28 勝利 4R判定 2-1 セルヒオ・ヌニェス(メキシコ) |
◯ 2011/08/27 WBO世界ミニマム級タイトルマッチ 勝利 12R判定 2-1 ラウル・ガルシア(メキシコ) |
◯ 2012/06/02 WBO世界ミニマム級タイトルマッチ 勝利 1RKO フリオ・セサール・フェリックス(メキシコ) |
◯ 2012/10/06 WBO世界ミニマム級タイトルマッチ 勝利 5RTKO イバン・カルデロン(プエトリコ) |
△ 2013/03/02 WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ 引き分け 12R判定 0-1 ドニー・ニエテス(比) |
◯ 2013/06/28 勝利 10R判定 3-0 ヘラルド・ベルデ(メキシコ) |
◯ 2013/09/07 WBO世界ライトフライ級暫定王座決定戦 勝利 1RTKO ルイス・デラローサ(コロンビア) |
◯ 2013/11/22 勝利 7RTKO オマール・サラド(メキシコ) |
⚫️ 2014/05/10 WBO世界ライトフライ級王座統一戦 敗北 9RKO ドニー・ニエテス(比) |
◯ 2014/11/08 勝利 4RKO アントニオ・ロドリゲス(メキシコ) |
◯ 2015/03/28 勝利 6R判定 3-0 フランシスコ・アントニオ・エルナンデス(メキシコ) |
◯ 2015/07/25 NABO北米フライ級王座決定戦 勝利 6RKO オスワルド・ノボア(メキシコ) |
◯ 2015/12/05 勝利 12R判定 2-1 フランシスコ・ロドリゲスJr(メキシコ) |
⚫️ 2016/12/31 WBO世界ライトフライ級王座決定戦 敗北 5RTKO 田中 恒成(畑中) |
⚫️ 2017/07/08 敗北 10R判定 0-2(93-97、94-97、95-95) ウリセス・ララ(メキシコ) |
◯ 2017/10/28 勝利 1RKO ウリセス・ララ(メキシコ) |
これまでにこのような戦績を残しています。そして、今回「WBC世界フライ級タイトルマッチ」をかけて比嘉大吾選手と戦うのですが、直近の3試合のうち2試合で敗北しています。そして、タイトルをかけた試合でも負けが目立ちますね〜これまで10回タイトル戦で戦っていますが6勝3敗1分です。
これまでのすべての負けが4敗でそのうち3敗がタイトル戦ということになります。もしかしたら大きな試合のプレッシャーに弱いのかもしれませんね。
モイセスフエンテスの経歴とは?
モイセスフエンテス選手はボクシングがスポーツ人口で2位に入ってるというボクシング大国で生まれました。人口が多いことが影響し、メキシコはボクシング世界王者が多い国としても有名です。
モイセスフエンテス選手の身長は169.3cmとフライ級としては結構高い方。今回対戦する比嘉大吾選手の身長が160cmなので10cmも身長差があることになります。
身長差が大きいということはボクシングにおいて重要なリーチにも差があるということ。モイセスフエンテス選手のリーチはなんと173cm!!比嘉大吾選手のリーチが165cmなので8cmの差があります。これは比嘉大吾選手にとってはちょっと手強い相手になるかも…
リーチを活かして中距離戦を得意とし、タフさも兼ね備えています。このリーチをどう克服するのかが勝負の分かれ目になりそうです。
しかし、良い情報が!2016年12月にWBO世界ライトフライ級王座決定戦で田中恒成選手と対戦したモイセスフエンテス選手は5回TKO負けしています。もしかしたら、日本人が苦手なのかもしれませんね!
そして、悪い情報も。今回行われるWBC世界フライ級タイトルマッチの開催地は沖縄の「沖縄県立武道館」。比嘉大吾選手の出身でもありますし、所属するジム「白井・具志堅スポーツジム」の会長である具志堅用高の出身地でもあります。
この沖縄なんですが、具志堅会長がおよそ37年前の1981年3月に敗北して防衛失敗し、現役最後の試合となった場所なんです!!!14度目の防衛で沖縄凱旋試合を行ったが敗れてしまいました。
しかも、それ以降は沖縄で行われた試合で日本人が勝利したことがないそう…なんでそんな場所で世界戦をやるんだ!!!!w
まぁ、とにかくそんな悪いことは気にせず、比嘉大吾選手には存分に戦って欲しいですね!本人は具志堅会長の引退が決まった場所であることをインタビューで指摘されてこう答えています。
「その思いはあまりないが、とにかく自分のことをしっかり考えて、ここで勝てなかったら何の意味も無くなるので、勝つことだけを考えて試合に集中したい。地元からこういうボクシングチャンピオンが生まれるんだぞ、と見せることができれば」
「【ボクシング】比嘉の凱旋試合が決定「沖縄で15連続KOできれば最高」」より引用
うん。気にしていないようですね!その言葉の通り自分自信に集中して是非防衛を成功させて欲しいです!頑張れ比嘉大吾選手!!