悪口を言う人の心理状況を公開!対処法を学んでトラブルを回避しよう!
悪口を言う人と一緒にいると何だか心が疲れますよね….その人のネガティブエネルギーに全てをもっていかれれるというかなんというか….
でも、悪口を言う人には “ある意外な心理” が隠されていることをご存知でしょうか?これを知れば「なんだ。そういう理由で悪口を言っていたのか!」とあなたも納得できるはず。
そうすれば、悪口を言う人への疲労も少しは和らぐと思いますよ。
この記事では悪口を言う人の心理や対処法について解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
悪口を言う人の心理とは?
悪口が好きな人っていつも誰かを攻撃していますよね。「口を開けば誰かの悪口を言っている」と言っても過言ではありません。
そんな人とは付き合っていくのがしんどいし、そもそも何でそんな悪口を言うん立とうと気になりますよね。
これから悪口を言う人の心理状況について解説していきます。悪口を言う人の心理を学んで理解を深めていきましょう!
自分に自信がなくて自分が嫌い
悪口を言う人のほとんどが自分に自信がない人たちです。つまり、自分を嫌っている人たちです。一方で、自分の人生や行動、能力などに自信がある人は他人から自分がどう思われているのかを気にしません。
自分らしく生きていくことができますので、悪口を言う必要がないんです。
しかし、自分に自信がない人は「周りからどう思われているんだろう…」と他人からの評価が気になって仕方ありません。
さらには「周りから嫌われているかも」「できないやつと思われているかもしれない」などと思い込んでしまっています。
なので、自分の身を守ろうとして他人の悪気を言ってしまうんです。他人の悪口を言うことで他人の評価を下げて自分が価値のある人間だということを自分自身に問いかけている状態でもあります。
また、心理学の研究で悪口を言う人のほとんどは、実は自分自身に対して言っているということがわかっています。
先に相手を悪口で攻撃して、自分が他人から攻撃されないように防衛本能を働かせているんです。あと、このタイプの人は自分の行動や発言に自信がないので、悪口を言ったあとに後悔していることが多いです。
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へぇー。悪口を言っている人って強気な人かと思ったら、実際には弱い人だったんだね!
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そうだね。でも、このことを知っていれば悪口を言われても傷ついたりイライラすることが減るかも!
ネガティブ思考や被害者意識が強い
悪口を言う人にはネガティブ思考の人が多いです。自分も他人から悪口を言われているという被害者意識があるので、自分が悪口を言っていることが悪いと思っていません。
このような人たちは、普通であれば気にならないような些細なことが気になります。例えば「目があったのにそらされた」「ちょっと肩がぶつかっただけ」「忙しくて気づかなかっただけなのに、声をかけて無視された」などで自分は嫌われていると勘違いします。
このようにネガティブ思考で被害者意識が強いせいで、自分も相手を攻撃しようとして悪口を言ってしまうんです。
悪口を言われる方からしたら「なんでそんなこと言うの?」と思うでしょうが、当の本人からしたら「あなたが先に私を嫌ったんでしょ?」という心理になっています。
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でも、僕も無視されることもあるし、逆に無視してしまうことがあるな…無視された時はちょっと嫌がられているのかな?って思ってしまうかも…気をつけよう。
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そう?私は全然気にならないけどなー。誰にでもけっこう思ったこと言っちゃうかもw
寂しがり屋な性格が悪口をエスカレートさせる
悪口を言う人には友達が少ない傾向にあります。なので、本当は寂しがりやな性格の人が多いです。しかし、自分が悪口を言っているせいで友達が少ないことには気づいていません。
自分が言った悪口に共感してくれるような人がいると、さらに気を惹こうとして悪口がエスカレートしてしまいます。
また、悪口を言うような人はグループの中で弱い立場にいることが多いです。なので、悪口を言って自分と同じ仲間を作ろうとする傾向もあります。
共感してくれる人と仲間意識が芽生えることで、悪口が過剰になって言っていじめに発展することもあります。
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確かに、悪口を言う人って同じような人とつるんでいるイメージがあるな…
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そうね。会社でも下の方の愚痴を言う人たちって妙に仲間意識を持っていたりするよね。
共通の敵を作ることで仲間の結束力を強めたい
最初にも言ったように、基本的に悪口を言う人は自分に自信がありません。なので、相手を攻撃することで、自分の価値観を高めたり、安全な場所を確保しようとしています。
仲間内で特定の人を敵にすることで、そのグループの結束を強めようとしているんです。心理学の世界でも共通の敵や目標などがあると、仲間意識が強くなることは証明されています。
その心理が無意識に働いて特定の人を攻撃してしまうんです。
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仲の良いグループって最初から似たもの同士が集まるのかと思ったら徐々に似ていくなんてこともあるんだね。
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良い方向で仲間意識が強まるのは いいんだけど、悪口で結束力が高まると厄介よね…
相手より自分が優位に立ちたい
悪口を言う人は相手より自分が劣っていることを無意識に自覚しています。そして、その差を埋めようとして自分の能力を高めようと努力すれば良いのですが、逆に相手の立場や価値を落として自分が優位に立とうとします。
例えば、会社で上司から評価されている同僚は後輩に対しては「こいつは、この前こんなミスをしたけど、上司に褒められているんだよ」という感じです。
ある意味で一番簡単な方法で相手を蹴落とし、自分の価値を高めようとしているんです。こういうタイプや自分の現状や評価に不満や不安を抱えていることが多いです。
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こういう人、前の職場にいた!誰かが評価されるといつもその人の過去のミスとかを言ってたな。
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そう言う人は出世できないんだろうね。自分を高めようとして努力できないんだから。
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…そういえば、その人も同期の中で一番出世できていなくて、仕事できない人だったな
自分が正しいと確認したい
悪口を言う人の中には「私の意見や行動って正しいよね!?」と周りに確認する意味を込めて悪口を言う人がいます。
例えば「仕事ばっかりして出世を求める人って何考えているかわからない。もっと人生を楽しめばいいのに。」と言っている人がいるとします。
周りから見れば「その人にとっては仕事が好きでやっているだけ」という感じに言えますよね。
でも、悪口を言っている人は「プライベートを充実させる生き方のほうが正しいよね?」という意味合いが込められているんです。
また、自分が仕事で成果を出す能力がないことへの言い訳である可能性もあります。人は自分の生き方や人格を否定されるのが嫌いです。
なので、このような悪口を言うことで自分の正当性を主張しているんです。自分の意見に賛同してくれる人を見つけると「あっ。やっぱり私は間違っていなかったんだ」と安心します。
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この悪口を言う人には少し共感できるかも…自分と同じような価値観を持っている人がいると安心できるよね。
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そうね。このタイプって女性に多いんじゃないかな?女性のグループってちょっとでも違う価値観を持っている人がいると排除する傾向にあるからね…
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女性って色々と大変なんだね…w
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本当よ。ママ友とか姑との関係なんかもっと大変なんだから!笑い事じゃないからね!
自分と他人を比べたがる
悪口を言う人は自分がどう思われているかが気になるので、他人と自分を比べたがります。そして、自分よりも優れている人を見つけると、悪口で攻撃して相手の価値を下げようとします。
相手に直接悪口を言うことはほとんどなくて、ターゲットの周りに対して悪口を言いふらします。それによって、ターゲットの評価が下がり、自分の価値観を上げることが狙いです。
本人にはそのような気がなく、悪口を言っていることが多いのですが、心のそこでは自分を守ることに必死なんです。
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本当は悪口を言わずに、自分自身を高めればいいだけの話なんだけどね…
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それができないのが人間なんでしょ。逆に出来る人はどんどん出世していくのかもね。
相手のことを思いやることができない
このタイプの人は幼い頃からあまり周りを気にするようなことがなかった人に多いです。悪口を言うことによって相手がどれだけ傷つくかがわかっていないので、平気で悪口を言います。
また、かなり攻撃的で強い性格の人がこのタイプには多いので、自分は悪口を言われた経験がありません。周りの人はこの人を恐れているので悪口を言えないんです。
他人のことを思いやる心にかけているので、怒りっぽい性格でもあります。自分の悪口をちょっとでも耳にすると、相手を暴力で押さえつけたりもします。
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こういう人たまにいるよね。小さい頃から何かで1番であり続けている人に多いかも。
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自分が1番であり続けると、仲間のありがたさとかがわからないからね。どうしてもそういう性格になっちゃうのかもしれないね。
悪口で相手の信頼を落としたい
悪口をいう人の心理には、相手の信頼を限りなく失わせたいというものもあります。本人は悪口を言っている相手が嫌いなので、その人に仲間がいたりして信頼されていることが信じられないんです。
なので、自分がその人から受けた仕打ちやダメなところなどを言いふらして、信頼を落とそうとします。また、自分の価値を守るためにも相手の信頼を落としているとも考えられるでしょう。
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その悪口が事実に基づくものであれば良いとは思うんだけどな…その人が本当にダメで嫌な人の時もあると思うし。
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そうね。でも嘘を並べてその人の価値を落とそうとしているのであれば問題よね。
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悪口を聞く側もそこらへんをしっかりと見極める必要があるよね。
プライドが髙くて傷つきやすい
悪口をいう人の中にはプライドが高い人がいます。自分が傷つくことが許せないので、自分をちょっとでも傷つけた人がいると悪口で攻撃します。
無視したり、馬鹿にしたりなど、直接傷つけなくても悪口を言われてしまう場合があります。例えば、その人よりも仕事で評価されたりとか、その人が好きな人に告白されてしまったりとか。
また、このタイプで厄介なのが、自分のプライドを守るために仲間を増やそうとします。
そして、より多くの人から支持を受けることで自分のプライドが守られるので、悪口もエスカレートしやすい傾向にあります。
自分のプライドが傷つけられたことによる報復と捉えることもできるでしょう。
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このタイプは自分では気づいてないかもしれないけど、見苦しいところがあるよね。
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確かにちょっとカッコ悪いかも。そんなことをするのなら、相手よりも強くなるために努力すればいいのに。その方がかっこいいと思うけどな!
相手に強い嫉妬心を抱いている
これは悪口を言う人の中でも非常に多いタイプです。相手の立場や容姿、財力、能力などに嫉妬心を抱き悪口を言っているんです。
人の嫉妬心はなかなか消えないので、悪口も長期間に及ぶことが多いです。自分が相手に及ばないことを理解しているので、少しでも弱点を見つければすかさず悪口を言います。
悪口を見つけるために相手を観察しているなんてこともあるようです。このタイプには注意が必要で、エスカレートするとかなり悪質な悪口を言い始めます。
また、悪口で収まり切らずに、悪質なイタズラやいじめに発展することもありますので注意しましょう。
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わかりやすく例えると、芸能人が根も葉もない悪口を言われているような状況だったことだよね。あれは確実に嫉妬心からきているものも多いと思うよ。
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成功すると嫉妬や妬みを受けるっていうからね〜。気をつけないとね!
本当は好かれたいと思っている
ここまで、悪口を言う人の心理について解説してきましたが、最後にびっくりすることをお話しします。
それは “悪口を言う人は嫌われたい訳ではない” ということです。むしろ好かれたいと思っている人が多いんです。
ここまでの話を聞くと「いや、それとは真逆の行動をしているじゃん」とか思うかもしれません。
でも、悪口を言う人は自分に自信がなくて、相手に嫉妬したり、自分の価値を守ろうとしている場合がほとんどです。
裏を返すと「自分のその人のようになりたい。羨ましがられたい。価値のある人間になりたい。」と思っているとも言えるんです。
なので、嫌われたいわけではなくて、むしろ好かれたいと思っています。なので、自分のことを認めてくれる相手とはかなり良好な関係を築くこともできます。
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決して、好かれたいと思っているような人の行動には見えないけど、そんな風に思っているんだ…なんか見方が変わるな。
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んーー、難しいよね。どうしても悪口を言っている時は嫌な人に見えちゃうこともあるし、あまり友達になりたいとは思わないよね。
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そうだね〜。ただ、このことをわかっていればちょっとは許してあげられる気持ちにはなるかも!
悪口を言う人への対処法とは?
では、これから悪口に対しての対処法について解説していきます。と言っても、あなたが直接悪口を言われていることもあるでしょうし、周りに悪口を言いまくる人がいて困っているということもあると思います。
なので、あなたが悪口を言われている場合の対処法と、周りに悪口を言っている人がいる場合の対処法の2つについて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
あなたが悪口で傷つかないための対処法
直接相手に真意を確かめてみよう!
悪口を言っている人の多くは直接相手に対して言うことはありません。なので、あなたも影で悪口を言われていることが多いとおもいます。
あなたがその悪口が気にならない場合は放置しておいても良いとはおもいますが、それはあまりオススメしません。
なぜなら、その手の噂話は広まるにつれてどんどん話が膨らんでいき、嘘が混じっていきます。そうなると、あなたは事実無根の話で周りからの評価が下がることになってしまいます。
なので、悪口はできるだけ早い段階で阻止するのがベストです。そして、もし直接相手を話し合うことができるのであれば、悪口を言っている人に「私が何か悪い事しましたか?」と聞いてみましょう。
直接聞いてみると、自分が知らないうちに相手を傷つけていたりなど、意外な事が判明するケースが非常に多いです。
また、自分から堂々と思いを打ち明ける事で、相手も素直に話してくれます。悪口によって自分の評価や立場が悪くならないためにも勇気を持って行動しましょう!
誠実に謝って相手を悪者にしよう!
これはちょっとしたテクニックなのですが、悪口を言っている相手に「〇〇さん、私があなたに不快な思いをさせてしまったようで申し訳ありませんでした。今後、このようなことはなように気をつけます。」と謝ってみましょう。
この時のポイントは “複数の人が周りにいる時に謝罪する” ことです。そうすれば、相手も悪者になりたくないので言い返してくることができません。
また、素直に謝罪することで周りの人にあなたを弱い人間に見せることができます。人は弱いものを守りたくなる心理が働くので、それ以降はあなたをみんなが守ってくれるでしょう。
反応してしまうと悪化することがあるので、無視しよう!
悪口に反応して嫌な顔をしてしまったり、わざと相手との関係を悪化させるような行動をとってしまうと悪口がエスカレートしてしまいます。
自分の悪口を聞いてしまうと、相手に対して嫌悪感を抱き悪態をつきたくなる気持ちを分かりますが、それは火に油を注いでしまうようなものです。
相手にしてみれば “とてもおいしそうな悪口のエサ” に見えるだけです。相手は、あなたの悪口を言うことで優越感にしたりたいだけなんです。
なので、なるべく反応をせずに無視しましょう。あなたが無視し続ければ、相手も悪口を言うのが面白く無くなって言わなくなるでしょう。
悪口をまともに受けとらないようにしよう!
悪口を気にし始めると、相手の顔色や反応を見るような行動になってしまいます。そうなると、あなたの行動には一貫性がなくなってしまい、信頼に欠けてきます。
そうなると「この前はこう言っていたけど、今日はさー…」とさらに悪口を言われるようになってしまいますので注意しましょう。
悪口を言う人は必ず一定数います。あなたが自分に自信を持って「悪口を言われることなんて気にしない!」と思うことができれば、行動や発言に一貫性が出てきて信頼性がアップします。
自分の意思を持って、一貫性のある行動や発言をしている人の方が悪口が言われにくんですよ。
悪口を言う人にとって興味のない人になろう!
悪口を言うということは「相手に興味がある」ということです。なので、悪口を言われない究極の方法は “相手にとって興味のない存在” になることです。
悪口が好きな人も興味のない人のことは言いません。目立たないように行動して相手から興味がなくなるようにしましょう。
なるべく、悪口を言う人から離れることも有効でしょう。
相手にとって安全な存在になろう!
悪口を言う人の心理で解説しましたが、悪口を言うには自分を守るためです。なので、自分に驚異のない存在に対しては悪口を言いません。
もし、あなたが悪口を言われているなら、相手にとって何かしらの脅威になっていることの表れです。なので、相手に積極的に話しかけて自分は安全な存在であることを教えましょう。
コツは相手との共通点を見つけることです。会話をして共通点を見つけたらその話を広げていきましょう。人は自分と共通点のある人のことを味方と思うようになります。
「料理が好き」「映画を見るのが好き」「同じゲームが好き」などなんでも良いです。それらを見つけてお互いに認識すれば「良い人なんだな」と相手に思わせることができて悪口を言われなくなりますよ。
悪口ばかり言う人が周りにいる場合の対処法
悪口に反応しないようにしよう!
悪口を言う人は、自分の悪口に共感してくれると嬉しくなり、さらに悪口がエスカレートしてしまいます。
なので「実は〇〇さんがさー…」と話を振られた時に「えっ!そうなんですか!」と反応してはいけません。そのように話しを振られた時は「そうなんですね。ところで今日の予定について…」という感じで話しを変えましょう。
悪口を言う人は自分の悪口に共感してくれなかったら、それ以上悪口を言うことはありません。決して、相手の悪口には乗らないようにしましょう。
悪口が始まったらその人と離れよう!
悪口を言い始めたら席を立つことも有効な対処法です。相手が悪口を言い始めたら「ちょっとトイレに行ってきます」と席を離れてみましょう。
これを何度か続けていると、相手もあなたの様子を察して悪口を言わないようになります。ただ、注意が必要なのが、あからさまに嫌な顔をして席を離れたり、嘘とバレるような言い分で席を離れてしまうと相手との関係が悪くなってしまいます。
そうなると、あなたが悪口をいわれる立場になってしまうので、注意しましょう。
悪口を注意するにも良いけどほどほどに!
悪口を言う人に対しては「あまり人の悪口を陰で言うのはやめようよ」と注意することも有効な方法だと言われています。
ただ、悪口を言っている人は自分に自信がなくて、ある意味で共感してくれる人を探しているところもあります。
なので、かなりきつい注意をしてしまうと「あなたは私の敵なのね」と思われてしまって、悪口をいわれる立場になってしまうことがあります。
なので、悪口を注意する時はあまりきつくない言葉づかいをするように気をつけましょう。