小林裕の学歴や経歴、年収は?日本に13人しかいない茶師十段位のうちの1人!
産経WEST :「京の高級茶「玉碾」がワーキングランチに」より引用
「マツコの知らない世界」に出演されることで今話題の茶師十段を持つ小林裕さん。実は、この茶師十段は日本で13人しかいない狭き門だそうです!
今回はそんな「小林裕さんの学歴や経歴」「茶師十段とは?」などについてチェックしていきたいと思います!
茶師十段位って何?
2018年1月30日放送「マツコの知らない世界」に出演される小林さんは日本で13人しかいない「茶師十段」というものを持つすごい人です。茶師十段とは全国の茶師が選抜され、年に一度開催される「全国茶審査技術競技大会」で決まる、茶審査技術の最高段位のことを言います。正確には「日本茶鑑定士十段位」というそうです。
また、そのような茶師十段を与えるか与えないかの基準を決めているのは「全国茶業連合青年団」というところだそうです。
競技内容は「品種鑑定」「茶期鑑定」「産地鑑定」「飲用による産地鑑定」の4つ。茶師になるためにはお茶の産地までわからないといけない…お茶に関して相当な知識が必要なんですね…
お茶の世界では「お茶のオリンピック」と呼ばれ、お茶に関する知識や技術を競い合っています。そして、この大会は63年の歴史を持ちますが、その歴史上で茶師十段位を獲得したのは日本で小林さんを入れて13人しかいません。
また、茶師とは「日本茶鑑定士」のことを言い、先ほどの「全国茶審査技術競技大会」で5位入賞か、もしくは5段以上の段位を持つ人を対象に2年以上の研修を経て与えられる資格だそうです。
茶師の役割を簡単に説明すると「お茶をブレンドして美味しいお茶を作る人たち」です。また、日本に鑑定士として認められている人は39名しかいなくて、茶師の資格は45歳以下というきまりがあり、かなり厳しい世界のようです…
「全国茶審査技術競技大会」の様子
茶師十段位である小林裕のプロフフィール
名前 | 小林裕 |
---|---|
出身 | 京都府 |
生年月日 | 1975年生まれ |
年齢 | 41歳 |
主な経歴 | 宇治茶 祥玉園 代表取締役 日本茶鑑定士十段位 |
茶師10段位小林裕さんが「マツコの知らない世界」に出演!
宇治茶師であり茶師10段位の小林裕さんのインタビュー動画
小林裕の学歴や経歴とは?
小林裕さんは1975年に京都の創業180年を誇る「宇治茶 祥玉園」の息子(次男)として生まれ、いわゆる茶師のサラブレットなんです。父は「宇治茶 祥玉園」の代表取締役である「小林幹」。現在は小林裕さんもお父さんとともに、「宇治茶 祥玉園」の代表取締役社長を務めています。
幼い頃から茶業に携わってきた小林裕さんは、「茶師になることが当然」とのごとく自然と「茶の一流を目指したい」との思いがうまれたようです。そして、20歳の時に茶師になろうと決意し、茶師の道に進みました。
福岡県の八女茶の産地で2年間修業を積んだのち、2010年に日本茶鑑定士の資格を取得。2011年に、当時は日本で12人しかいなかった茶師10段位となります。現在は小林さんを含め、日本で茶師10段位は13人しかいません。
小林さんのほかには、岡県八女市星野村の星野製茶園の山口真也さん(36)という方などが茶師10段位を持っているようです。
ちなみに、宇治茶師として茶師10段位を持つのは、日本に1人しかいないそうで小林裕さんのみとなります。
そんな小林裕さんが手掛けたオリジナル緑茶である「玉碾(ぎょくてん)」は主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)でワーキングランチで食後の和菓子とともに「茶師十段小林さん精選『玉碾』」として出されています。
京都府京田辺市特産の玉露と碾茶をブレンドした高級茶「玉碾(ぎょくてん)」は、もともと海外の方に発信したいとの思いで作ったらしいです。なので、小林裕さんは伊勢志摩サミットで選ばれて海外のトップの方たちの飲んでいただけたことを「非常に光栄です」と喜びのコメントを出しています。
産経WEST :「京の高級茶「玉碾」がワーキングランチに」より引用
小林裕さんは非常に謙虚な方で、茶師になり20年以上たった今でも「お茶は非常に奥深い。毎年新しい勉強をさせてもらっています。毎年一年生のつもりでお茶を出させていただいています。」とインタビューで答えています。
すごいですよねー。日本で13人しかいない茶師の最高位である茶師10段位になってもなお、向上心を持ち続けてます。そんな謙虚な姿勢を持つ方だからこそ、茶師10段位になれたんでしょう。
また、「お茶のやりがい」について聞かれた小林裕さんはこう答えています。
「お茶っていうのは数10種類のお茶をブレンドしながら作っていく。その一つ一つのパーツがうまく噛み合って自分の想像している通りの味になった時は非常に嬉しいですね。」
うーん。お茶にはそんなやりがいがあるんですね…私はお茶に関してさっぱりなのでどういうことかはわからないですが、なかなか奥深いもののようです。
小林さんは「お茶」だけではなく「茶菓子」も手がけていて「和香日和(わかびより)」という茶菓子を発売しています。小林さんが厳選した宇治抹茶、宇治ほうじ茶を使用していて、熟練の技でマドレーヌ、クッキー、焼きショコラ等の焼菓子に仕立てている茶菓子です。それがこちら。
「銀座コージーコーナーオンラインショップ」より引用
「銀座コージーコーナーオンラインショップ」より引用
産経WEST :「4月3日に、こだわり茶葉を使った新作焼菓子ギフト「和香日和」を発売」より引用
この「和香日和(わかびより)」は全国の「ゆめタウン」や「イオン」に店舗を指している「銀座コージーコーナー」というお店で販売されています。また、「銀座コージーコーナー」のオンラインショップでも購入することができますので、興味のある方はチェックしてみてください!
「銀座コージーコーナー」のオンラインショップはこちらのURLから。
↓↓↓↓
http://cozycorner-shop.jp/shop/goods/search.aspx
小林裕さんの年収とは?
小林さんの年収について調べてみましたが、詳しい情報は出てきませんでした。しかし、代表取締役社長を務めている「宇治茶 祥玉園」会社の売上を調べてみたところ、平成28年度の売り上げは1億7664万2000円。
また、正社員4名 アルバイト3名体制で経営をしていているのですが、今年は 1~5名の採用を予定しているようです。そして、初任給は約20万円ほどで結構良い待遇…
これらのことを考えると、おそらく一般的な視点から見る年収よりは高めだと思います。社長ですしね。なので、かなりアバウトな予測になりますが年収は500万円〜700万円ぐらいではないでしょうか?
でも、伊勢志摩サミットで商品が出されていたり、他の会社とコラボして商品を出したりしていますので年収1000万円ぐらいあってもおかしくはないのかなーとは思います。
もし、今転職を考えていて「宇治茶祥玉園がきになるなー」なんて方は、社員募集中なので採用サイトを覗いてみてくださいw