松本明慶の弟子や歴代作品をチェック!経歴や学歴、wikiプロフもまとめました!
「感激!松本明慶先生と般若心経とサイン」より引用
世界最大級の木造仏を作った大仏師として活躍されている松本明慶さん。今度放送される「SWITCHインタビュー 達人達」に出演されるということで気になったのでチェックしてみました。
松本明慶さんのwikiプロフフィールや経歴・学歴、歴代作品や弟子についてなどをまとめてみましたので、ぜひ最後まで御覧ください!
松本明慶のwikiプロフィール
名前 | 松本明慶(まつもと みょうけい) |
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出身 | 京都市 |
生年月日 | 1945年 |
年齢 | 72歳(2018年現在) |
学歴 | 京仏師 野崎宗慶に弟子入り |
主な経歴 | 京都仏像彫刻家協会会長 1980年 京都府知事賞受賞 1985年 京都市長賞受賞 1991年 大仏師の称号を受ける |
松本明慶の経歴や学歴とは?
松本明慶さんは1945年に京都で生まれ、現在は72歳(2018年現在)で、仏師の中でも一番上の位である「大仏師」として活躍されています。ちなみに仏師とは、仏像を専門に作る人たちのことで、お寺とかにある木製の仏像などは仏師の方々が作ったものです。
そして、その仏師の中で一番偉いのが大仏師である松本明慶さんということになります。仏師をやり続けて約56年がたち、大仏師にまでなった松本明慶さんですが、仏師になるきっかけは実の弟さんが亡くなられたことだったそうです。
松本明慶さんが17歳の時に弟さんが亡くなられたようで、その無念の思いから仏像の世界へ入ったんだとか。1962年に京仏師の野崎宗慶師に弟子入りして、それから56年たった今でも大仏師として活躍されています。
松本明慶さんは高さ10メートルを超す大仏から、手のひらに収まるような小仏まで作ります。1999年にはは鹿児島県最福寺に世界最大級の木造仏「大辨財天」を完成させて話題になりました。
仏像にあまり縁のない私たちからしたら「大きな仏像の方がなんかすごそう」と思ってしまいがちですが、松本明慶さんによるとそうではないみたいです。松本明慶さんはこのように語っています。
「体をはって制作する10メートルを超える大仏から掌にすっぽり収まる小仏も大慈悲の宇宙は拡がります。仏像が人々の祈りの結晶であればこそ、渾身の技と熱意を結集させるのです」
「仏像と仏師の世界」より引用
なるほど〜。あまり大きさは関係ないんですね。作る側の松本明慶さんも大小かかわらず、熟練の技と熱意を込めて作られているそうです。
また、松本明慶さんはこれまでの功績が讃えられ「京都府知事賞受賞」や「京都市長賞受賞」などを受賞しています。個人的には世界最大級の木造仏をつくちゃったんだからもっと良い賞あげてよ〜って思ってしまうのですがどうでしょうか?w
松本明慶に弟子はいるの?
日本では伝統産業の後継者不足がささやかれていますが、松本明慶さんには40人ぐらいの弟子がいるようです。弟子の方々たちは日々、松本明慶さんの元で修行を積んでいるんだとか。
しかし、弟子は多いのですが辞めてしまう人も多いんですって。まぁ、毎年4〜5人くらいは志願者がいるので弟子に困ることはないと言っていますね。
伝統産業の世界は厳しいでしょうから、なかなか続かないんでしょうね。あと、よく職人の世界では「見て学べ」とか「人から盗んで成長しろ」という言葉を耳にしますよね。松本明慶さんはこれに反対しているらしく、それらで仏像が彫れるようになった人は一人もいないらしいです。
「師匠がしっかりと教えて、何度も何度も繰り返し彫ってこそ仏像が彫れるようになる」との考えを持っているんです。このような考え方をしているからこそ、伝統産業の後継者不足と言われている時代でも弟子に困らないのかもしれません。
仏像の世界は時代の流れとは逆行しているもののように見えますが、松本明慶さんは時代に合った教育方法を実践しているみたいです。
あと、松本明慶さんの息子さんは、大仏師であり松本明観さんというお名前で活動されているみたいです。
松本明慶の歴代作品をご紹介!
では、松本明慶さんの歴代作品を見ていきたいと思います!まずは、鹿児島県最福寺にある世界最大級の木造仏「大辨財天」から!
ウィキペディア :「最福寺 (鹿児島市)」より引用
オォー!すごい迫力ですね…高さは約18メートルもあるらしいですよ。これを人間の手で作ってしまうなんて、何とも信じがたいですね。
「仏像と仏師の世界」より引用
これは「蔵王権現」という仏像です。これもまたすごい迫力….
「仏像と仏師の世界」より引用
これは「十一面千手観音菩薩」という仏像です。んーー何とも神々しいといますか….表現の仕方がちょっとわからないですね…
と、まぁこれまではいかにも「仏像!」という感じの作品をご紹介しましたが、松本明慶さんはこんな可愛らしい作品を作ったりもするんですよ!
毎年ご好評いただいております、
松本明慶工房干支の置物の
2018年(平成30年)は戌です。
当店で確保できた一部を先行で
予約販売させていただきます。
どんな姿に仕上がってくるかは私もかまだ知りません。楽しみです。
お求めは↓https://t.co/gKtukh7Vze pic.twitter.com/5Rj5NMa4UT— 小さなお仏壇とお位牌の専門店 金田商店 (@inaricho2) 2017年10月1日
大好評の松本明慶工房の干支の置物戌。
今年入荷分は完売いたしました。また、ご注文いただいている大きいサイズは1月中旬に入荷予定です。戌の置物の入荷は来年あるかわかりませんが、電話メールにてお問い合わせは受け付けております。https://t.co/gKtukh7Vze pic.twitter.com/W2iXFPWHLw— 小さなお仏壇とお位牌の専門店 金田商店 (@inaricho2) 2017年12月24日
大きい仏像から小さい仏像や干支の置物まで、いろんな作品を作っていますね〜。そんな伝統工芸って感じの作品を作り続けている松本明慶さんと、最先端の技術でこれまでにはない新しいものを作り出す林要さんが語り合う「SWITCHインタビュー 達人達」はとても楽しみですね!
あなたも興味があれば見てみてください!